マンション売却の値下げ時期について記載してきます。
マンションの売却を開始した時に、すぐに売れれば問題ないのですが、なかなか売れないという方もかなり多くいます。
購入希望者が一番気になるのは「価格」ですよね。
そのため、なかなか売れないという方は値下げを検討する方もいると思います。
しかしながら、値下げをするタイミングというのも非常に難しく、失敗すると自分の満足の行く取引ができなくなります。
単に「○○万円の値下げをしましょう」という事であれば、失敗する可能性があります。
値下げのタイミングは?
値下げを検討するタイミングですが、3つの価格に分けて考えると効率の良い値下げを行うことができます。
1.希望価格
この価格で売りたいという希望の価格です。
希望価格で最初売りに出します。
2.相場価格
次にこの金額で売れるであろうという相場の価格です。
希望価格でなかなか売れない場合には、相場価格まで落とします。
3.最低価格
相場価格でも売却できない場合には、最低この価格では売却ができるという価格で売却をする事になります。
どのタイミングで3段階まで落とすのかは、売主のタイミングによります。
希望価格で3ヶ月間売却活動を行い、相場価格で2ヶ月、最低価格を含め最低でも半年で売りたいという事であれば、そのように売却プランを計画する必要があります。
例:
相場価格:3ヶ月〜5ヶ月
最低価格:5ヶ月〜6ヶ月
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自分がどこまでに売却したいかによって異なります。
そのあたりは、売却を依頼している不動産業者と相談しながら計画を立てると良いでしょう。
値下げ額の決定方法
例えば、3,100万で売却している場合には、3,000万円にするよりも2,980万円に値下げをした方が目の錯覚ですごく安くなったように感じます。
このように値下げ額を決定する際でも、いかに安く見せるかというのはポイントのひとつとなります。
また、購入希望者が不動産の物件を探す時の検索機能をイメージしてもらうと分かるのですが、500万円単位で区切られている事が多いのです。
この検索機能を利用したテクニックがあります。
例えば、2,500万円よりも2,480万円の場合には下の価格の検索で表示される事となります。
こうする事で、購入希望者の検索の範囲が広がります。
目に触れる範囲を広げる事で売却できる可能性も高くなりますので、ぜひ活用すると良いでしょう。